こんな夜業界の端くれのブログを覗きに来てくれたあなた、ありがとう。

今日は「なぜ転々虫の彼女が1年以上在籍する居心地の良い店舗を見つけることができたのか?」というタイトルでチンタラ書いていこう。

風俗(もしくは水商売)で勤務したことある人の多くが一度や二度や三度、いやいやもっと(だよね?)。スタッフにイラつく瞬間というのがあります。「使えねースタッフだな。お前らの仕事はしっかり私たちをサポートすることだろ」ってキレてる。

それは例えば

  • シフト提出したのにヘブンに反映させてない
  • 宣材写真撮ったのに掲載遅すぎる
  • 精算が遅い

などなど。もっともっとあるけど細かく挙げてたらそれだけで1ページ埋まっちまう。

この問題を解決するのはもはや永遠のテーマ。多くの方が悩んで、そしてなかなか解決されない。

どうすれば解決できるのか?

カンタンに言えば、本当の意味でよく考えろ。感情だけで動くな。もしお金が欲しいならね。

多くの人が使えないスタッフ問題への対応を大きくミスっちゃってる。そして、やはり抱えてるトラブルってもんは何かを変えない限りは何も変わらないもんです。

これはホントに夜職ブログなのかな?って感じだけど、ここでイソップ物語の1つ「北風と太陽」のお話を紹介する。急ですが。ヒントがここにあるらしい。僕もガキンチョの頃に読んだかな?って感じ。

北風と太陽

北風と太陽が、どちらが強いかでいいあらそっていました。

議論ばかりしていてもきまらないので、それでは力だめしをして、旅人の着ものをぬがせたほうが勝ちときめよう、ということになりました。

北風がはじめにやりました。
北風は思いきり強く、
「ビューッ!」と、吹きつけました。
旅人はふるえあがって、着ものをしっかり押さえました。
そこで北風は、いちだんと力を入れて、
「ビュビューッ!」と、吹きつけました。
すると旅人は、
「うーっ、さむい。これはたまらん。もう1まい着よう」
と、いままで着ていた着ものの上に、もう1まいかさねて着てしまいました。

北風はがっかりして、「きみにまかせるよ」と、太陽にいいました。

太陽はまずはじめに、ぽかぽかとあたたかくてらしました。
そして、旅人がさっき1まいよけいに着たうわ着をぬぐのを見ると、こんどはもっと暑い、強い日ざしをおくりました。
じりじりと照りつける暑さに、旅人はたまらなくなって、着ものをぜんぶぬぎすてると、近くの川へ水あびにいきました。

世界の有名な話 第7話 北風と太陽

読んでみてどう?僕は「なるほどなあ」なんて、アラサーながら感激しちゃったよ。(え、てか俺もうアラサーなんだね。オジサンじゃん。)

この話は、人に何かをさせるには力づくじゃなくて相手がその気になるようによく説明する方がずっと効果的なことが多いということを教えてくれる。

あゝ。僕も太陽さんになりたい。シャカリキに生きる楽しさってのもあるけど、お金が絡む大人の世界は冷静に闘わないと勝てないよね。

転々虫の悲劇

あ、実は知らない人がいたら申し訳ないんだけど僕スカウトマンなんです。これ、スカウトマンのブログです。

スカウトマンっていうのは女の子を騙して風俗店に紹介してお金をもらって生活している悪い人です。

だから仕事上、風俗で勤務している女の子と関わる機会ってのが多いのですが、紹介してる女性に元々、転々虫だった子がいます。

当時はまーヒドかった。荒れくれ者ってこの子のためにできた言葉なんだねってくらい。本人曰く「若かった」ってことらしいんだけど、どこ行ってもスタッフへの愚痴のオンパレード。スタッフへの愚痴だけじゃなかったけど。正直聞くのも大変だったよ。

1ヶ月経たず、お約束ごとかのようにスタと揉める。クビにされることもあった。なんかしらんけど「社会はそんな甘くないってことをちゃんとオンナに教えろよ」ってスタッフに僕がキレられたこともあった。

え?なんでオマエにそんなこと言われなきゃいけないの?てかオンナって言い方なんやねんって今思い出したら腹立ってきた。でも北風と太陽紹介したばかりだからやめとく。

その、元転々虫ちゃんの話に戻るんだけど、彼女は風俗業界で移籍を繰り返し、そして移籍先でブチギレるということを暫く続けた。

彼女は僕に言いました。「もっとスタッフがしっかりしたところでもっと稼げる店舗ないんですか?」(なんでこの状況ずっと頼ってくれたか今でも不思議)

このやり取り何度かやったな。僕は契約(紹介先)をたくさん持ってるスカウトマンですが、条件を1つ加える毎に、移籍する度に。候補がどんどんと減っていく。

ちなみにこれ、スカウトマンならわかると思うのですがガッツリ候補がなくなっていきます。女の子が想像するスピードを遥かに超えて。

なぜ契約店舗がこれだけたくさんあっても、候補がなくなるのか。

大きな理由の1つが優良店ってもんがそもそも少ないから。優良店って言葉は、その意味を考えて使ってる人が少ないと思うから僕はあんまり好きな言葉じゃないけど。

優良店って少ないのは皆さんの多くが理解してくれてると思う。その中で希望条件つけて、それから移籍繰り返していれば「あなたが満足する店舗に行ける可能性」は限りなく0に近い数字まで落ちていく。それはさっきも言ったけど思ったより「すぐ」くる。

僕は何度か忠告しました。こんなかたい言葉で伝えても聞いてくれないだろうから、噛み砕いて柔らかく。

彼女は最初は信じませんでした。信じないというより、深く考えてる感じがしなかった。

でもその時はきてしまうのです。求めたことを実現できる店舗はなくなってしまう。

僕もここで嘘を書いて変な信者を作りたいわけじゃないから、これもちゃんと書いておきたいんだけど完璧なスカウトマンっていうのは存在しない。いくら店舗の勉強をしたって、「相性」や都度変わる「流れ」もあるし、「スカウトを使ってない店舗」もあるから、その全てをリアルタイムで把握することはムリだ。他で良い店舗が見つかる可能性もあることはこの段階で認めよう。

ただ、間違いのないことは夜業界での立ち回りを誤れば、いずれにせよ、その時はきてしまう。

(てかなんでスカウトマンが転々虫はやめた方が良いことについて書いてるのだろう。みんなが移籍したいと思ってくれないかぎり、僕たちの仕事は徐々に成りたちにくくなる。とりあえず大事なことだから続けて聞いてくれや。)

転々虫のその後

幸いなことに、転々虫の彼女は途中で移籍を繰り返しても自分の悩みが解決されることがないことに気づいてくれた。

彼女の場合は、彼女の友だちに自分とは全く違う考え方で全く違う結果を出している人がいたことから影響されたみたい。「友だちはスタッフさんとも綺麗な形でフラットに関わっていて、ランカー。スタッフさんにもお客さんにも大事にされていて、こんなこと言っちゃあれだけど夜で働いているのに楽しそう。最初は同じ位置にいたと思っていたのに気づいたら私と全然違う。」

北風と太陽の話はその友だちから聞いたらしい。

凄いよね、イソップ物語を友だちに伝える関係って。俺そんな友だちいないんだけど。。。

転々虫の彼女は最初、強く自分を責めているように見えました。「私がダメなんだ。辛い状況を作ってしまったのは自分なんだ。」って

そこからの変わりようは凄かったです。人ってこんな変われるんだ・・・って。

この記事の一番最初に書いたけど、風俗で勤務していれば「使えないスタッフだな」ってイラつく瞬間はきてしまう。全くイラついたことがない人を僕は知らない。てかイラつくことくらい寧ろ自然だろ。だって人間だから、どんな仕事してたって誰かにイラつくことはよくあることだよね。

大事なのはどうリアクションするかなんだよね。

元転々虫の彼女は、最初こそ苦労していたものの自分の目的を強く意識しはじめた頃から色々なことが好転した。「私は●●を達成するために風俗を始めた。そのために必要なことをする。」

1つの例がスタッフとの関わり方であって、それ以外の要素(お客さんの関わり方や生活リズムなども)も別人かよってくらいに変わった。当然だけど、こうなると結果も出る。彼女は自分の考え方と行動を変えたことで「稼ぎ」「良いお客さん」「居心地の良い在籍」を手に入れた。

いつもピリピリしてた頃がもはや懐かしい。今はスタッフさんに、とっても優しくなり好かれているのがこちらにも伝わる。以前より楽しそうに生活しているし、業界を卒業する目処が経ったとのこと。これは何よりもうれしい。

さあどうする?

これは僕がいつも言ってることなんだけど、僕は努力を強要しないし、正しさも強要しないんだよね。

やりたいことがあれば勝手にやればいいし、何もやりたくないならやらなくてもいい。

ただ、ほんとにしたいことがあればそれを叶えるべきだと思う。その為に必要なことはすべきよね。

ただ、できることがあるのにろくに考えも行動もせず「それはお前のせいだ」と責任を押し付けて、やることと言えば文句を言うだけの人はハッキリ言って嫌いだ。それは何か悪い結果があって、その原因が仮に他人にあろうと文句言うだけの人は嫌い。

たまたま元転々虫の彼女は美人。何とかなるまでの猶予期間は他の人より長いと思う。別に嫌われてもいいからわかりやすくハッキリ書くけど、別に可愛くもなくて、スタイルも良くなくて、たいして若いわけでもなく、ハードなプレイができないなら「あれ?思ったよりいい案件なくね?」って瞬間がすぐくるよ。(てかその要素を持ってたってあれ?上手くいかなくね?ってなったりすることも残念ながらある。これがリアル。)

幸いなことに縛られているようで行動も発言もわりかし自由な世の中です。あなたや僕が北風になるか太陽になるかは自分で決めることができる。

最後に

なんかいっつも文章だと説教くさくなっちゃうんだよな。これはそうなってるのか、なってないのかわからなく、最後はいつも迷路になる。んで、いつも途中でなんかアホらしくなってやめちゃう。最後まで書けた時も下書き行きが多い。

できることならば、誰にも嫌われず、誰も傷付けず、みんなから好かれていたい。けどそれって中々難しい。

思ったこと言って、それで離れていく人は仲良くなったってどうせ気が合わない人だからいずれ離れていくよね精神の方が楽だね。

今日は元転々虫の子を題材に書いたけど、転々虫に限らず「●●はやめておいた方がいい。●●をやり続ければいい」ってことを知っているのが僕のスカウトとしての強み。

他の強みも書いておこうか。僕は困った時、連絡がとれくなるスカウトではありません。ここって意外と重要なんじゃないかなって思う。当たり前だと思うじゃん?ただ、連絡つかなくなるって話よく聞くからこれが強みになるんだよね。出稼ぎでも何かあった時に放置するなんてありえないし、在籍で相談事がある度に連絡くれるのもOK。

僕は今まで、風俗キャストさんの色々な夢や目標を叶えるところを見てきました。皆さんの現状をしっかり把握して、達成するために今何をするべきか求められれば伝えられることがたくさんある。紹介して終わりではありません。

キラキラしてない芋スカウトですが店舗を探していたり、夜職に関する悩みがある方はTwitterのDMくれれば返事します!

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