初めましての方は初めまして!
スカウトのジョージです!
ここ数日、Twitterで
「どうしてロングコースになるとバックが減るの?」
「どうしてロングコースになると店落ちが増えるの?」
という話題がちょくちょくツイートされていました。
皆さんはどうしてこのような仕組みになっていると思いますか?
「お店が利益を出すために風俗キャストから搾取している!」
このような声も上がってきそうです。
そこで、こちらの記事では風俗のロングコースで損するキャストさんと得するキャストさんについて少し深堀りして考察していきます。
そもそもロングになると店落ちは増えるの?
まず第一としてロングコースになると店落ちが増えるのかの真偽について考えないといけません。
結論としては「店舗によって異なる」になります。
また、ロングになって店落ちが増えても一概に「搾取する店舗だ!」と言えないケースもあると思います。
どのようなケースかというと
お客様払いに対して「バック率が変わらない店舗」になります。
例えば
コース | 店落ち | キャスト バック | 客料金 |
60分 | 1.0万円 | 1.0万円 | 2.0万円 |
90分 | 1.4万円 | 1.4万円 | 2.8万円 |
このようなケースの場合、搾取している店舗とは言えないと思います。*わかりやすく考えられるようにシンプルな数字を使っています。
キャストさんのバックが60分10000円の場合、そのままの率で計算するのであれば90分15000円がキャストさんのお給料が下がらない金額になりますが、こちらの店舗では14000円になっています。
90分コースの店落ちは60分コースに比べて4000円上がっていますが、「店落ち」「キャストさんのバック」それぞれお客さんの料金に対して50%ということは変わっていません。
キャストさんのバックも下がっていますが、その分「店舗の利益」「お客様払い」も下がっているということですね!
この記事を作成するに当たって、ロングのキャストバックが下がる店舗について「お客様払いに対してのバック率」を簡単に調査しました。
その中にはロングになるとお客様払いに対して「キャストさんバック : 店舗利益」の比率で店舗利益の比率がどんどん上がっている店舗もありました。
事前にバック表を公表しているのであれば一概に搾取しているとは言えないと思いますが、店舗が有利になるバック設定をしているお店は事実として存在していることは確かです。
どうしてロングだと料金が下がるの?
皆さんはどうして「ロングコースになるとお客さまの料金が下がる店舗」が存在すると思いますか?
もちろん、全ての店舗にこの理由を聞いたわけではありませんが、風俗業界に関わらず「たくさん消費する人が優遇される」という共通事項があります。
「3個買うと1個無料!」「居酒屋のボトルキープ」などは結果的に利益を上げるために安い価格で多くの量を売ろうとしています。何なら年金でさえもまとめて前納すると支払い総額が減るという仕組みもあります。
ここで考えられていることは風俗業界でも当てはまるでしょう。
ロングコースだと60分のコースに比べて1分当たりの価格を低く設定することでお客様に対して「お得感」を感じてもらうことで「売り上げ」を上げようと考えられているのでしょう。
また、売り上げを上げようということ以外にもメリットはあります。
風俗キャストさんの場合、価格を下げてでもロングで取ってもらうことにより「待機時間」が減り、ロス(拘束時間中の無給時間)が少なくなることで長い目で見た時に総稼ぎを増やすことができる可能性が上がります。
ロングコースの料金を下げることは一概に悪いことだとは言えないでしょう。
ロングコースで損するキャスト、得するキャスト
本指名が中々返せなく、写メ日記などで新規のお客さんを獲得しづらい方はロングのバックが低い店舗で多少でも集客数を増やすことで稼ぎ総額を上げられる可能性があります。
この恩恵を受けているのがロングコースで得するキャストさんになります。
ただ、上部で「ロングコースでキャストバックが下がることについてのメリット」を語ってきましたが、全てのキャストさんにそれが当てはまるわけではありません。
- メリットがあってもロングになったら価格が安くなることにストレスを感じる方
- 空き枠が少ない方(本指名などをたくさん返している方)
このような方にはロングコースでキャストバックが下がることに強いストレスがかかる為オススメできません。またこれらの方はロングコースで損しているキャストさんと言えるでしょう。
特に本指名をたくさん返している方は、ストレスがかかっているだけではなく実際に損をしていると言っても過言ではないでしょう。
新規のお客様に比べて本指名のお客様の方がよりロングで予約される方が多い傾向にあります。
集客が強いお店だと、その日「本指名を1本も返していないキャストさん」と「本指ロングコースで枠を埋めたキャストさん」で手取り額を比べた時に本指名を1本も返していないキャストさんの方が稼ぎが多いケースもあります。
もちろん長期で見た時には本指名を返しているキャストさんの方が平均稼ぎは高くなるのですが、気持ちとしてはモヤモヤするのは全くおかしいことではありません。
そして本指名を返せているキャストさんはお客さんの支払額が上がっても集客に影響が殆ど出ない方が多いです。(中々勇気が出ないと思いますが)
本指名が返せている方でロングのバックが低い方は移籍を検討することも1つの手段だと思います。